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エアコンを購入する時に、まずチェックしたい7つのポイントをまとめてみました。 実際にエアコンを買う前に、各項目を一度検討してみましょう。
今回のエアコン購入は、古いエアコンの入れ替えですか?それとも新規で取り付けるのですか?
もし、古いエアコンとの入れ替えの場合は、不要なエアコンの回収や下取りを考える必要があります。購入先で下取りキャンペーンなどを行っている場合は、回収に掛かる費用を含めてお得に取り替えることができるので、現在使用しているエアコンの型番などを控えておいて、そのキャンペーンの対象商品かどうかを調べてもらいましょう。
→参照:「エアコンの型番・年式の調べ方」
新規で取付の場合は、取り付ける場所を考える必要があります。
既に、エアコン設置用のコンセントや配管用の穴(スリーブ穴と言います)が開いている場合は、つける場所が決まってしまいます。また、その位置によって、付けられるエアコンの大きさなどが決まってしまう場合もあるので注意しましょう。
新築の戸建てなどでは引き渡し時にスリーブ穴が開いていない場合もあるので、本コラムの「5.室外機配管用の穴は開いてる?開いていない?」を確認しましょう。
今回エアコンを購入するのは何台になりますか?
基本はお部屋の数+リビング・ダイニングで1台という形になるかと思います。
納戸やニッチスペースなど、エアコンが無くても良い部屋や、部屋でなくてもエアコンが欲しくなる場所もあるので、よく検討しましょう。
購入台数による割引キャンペーンなどもあるので、購入台数は明確にしておきましょう。
台数が決まったら、エアコンを取り付ける部屋の広さをチェックしましょう。
エアコンの性能は、同じ機種でも広さ(畳数)を基準に出力の違いがありますので、各部屋の広さをメモしておき、8畳用のエアコンが〇台、12畳用のエアコンが〇台などと、必要な部屋の広さに応じて台数を考えましょう。
エアコンは、冬は暖かく、夏は涼しく室温をコントロールできればそれでよい、というものでもありません。エアコンの機能は、年々進化しており、各エアコンメーカーはそれぞれ特徴的な機能を打ち出しています。
しかし、機能を比較しだすと、ただでさえ多種多様なエアコンがある中で、選ぶのが大変になってしまいますし、高機能なものほど、金額も高くなる傾向にある為、必要な機能を絞り込んでおく方が、お財布にとっても安心です。
そこで、おすすめしたいのは、各部屋の目的を明確にすることです。
例えば、お客様が来たり、一日の中で一番過ごす時間が長い場所となるリビングは、最も長時間エアコンが稼働する場所であり、人の目にも触れます。その為、省エネ性能はもちろん、エアコンの見た目も大切。さらにはお手入れが簡単で定期的に自動で清掃をしてくれるタイプが良いことになります。
一方人の目も触れず、寝る前後の数時間だけエアコンを使用する寝室は、できるだけ単機能で壊れにくい機種にすることも一考です。
もちろん寝ている間はずっとつけている、という人にとっては、加湿機能や空気清浄機能付きのエアコンが良いかも知れません。
このように、ご自分のエアコンの使い方を念頭に、各部屋でのエアコンの目的を明確にすると必要な機能が絞られてきます。
既にエアコンがある部屋では問題ありませんが、もし部屋にエアコンの穴(スリーブ穴)が開いていない場合や、エアコンの取付位置を変えたいけど、つけたい場所にはスリーブ穴が近くに開いていない、という場合があります。
新築戸建てなどでは引き渡し時にはスリーブ穴が開いていない場合も多く、通常は取付工事業者に穴あけをしてもらいます。
その際、注意したいのは、以下の場合です。
賃貸マンション・アパートの場合:
勝手に穴をあけてしまうと、後で多額の原状回復費用がかかる場合があるので、必ず不動産会社に相談しましょう。
持ち家(マンション・アパート)の場合:
自分の持ち家だからと言って、どこでも穴をあけられるわけではないのが、分譲マンション・アパートの場合の注意点です。マンションの廊下側やベランダは、専有部ではなく共用部にあたる為、マンションの管理規約などで、届け出や許可が必要な場合があります。
持ち家(戸建て)の場合:
必ず図面を確認し、開けて良い壁かどうか、取付業者に確認してもらいましょう。業者によっては、図面が読めず、適当に穴をあけてしまうトラブルがありますので、心配な場合は、エアコン設置プロにご相談ください。
スリーブ穴の位置が分かれば、そこから室外機を置く場所を決められます。
例えばマンションのベランダに設置する場合、床に置くと、当然スペースを取られる為、ベランダを広く使いたい場合は、ベランダの天井に吊り下げる天吊り工事を行うことになります。
エアコンの設置工事は、室外機をどこに置くか、そこまでのホースの距離で費用が変わります。標準工事というものは、大体全長4mまでのホース長までの工事を言う場合が多いです。室外機の天吊り、壁付け、屋根置きなどの置き方のよって別途費用がかかることになります。
最後に、エアコンをどこで買うか?ということになります。
家電量販店でエアコンを買うメリットは、ポイントがつく、購入台数や下取りのキャンペーンを行っていることが多い、在庫・機種が豊富、取付工事とセットで申し込める、という所です。
金額的には、購入する機種が決まっていれば、ネットで購入した方が安くなります。一方取付工事をやっていなかったり、取付工事が高かったりする場合もある為、ネット購入には一長一短があります。