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エアコンのカタログを見ていると、様々な型式があります。
全部同じように見えてアルファベットや数字が少し違うのですが、少しの違いで大違いなのです。
販売店などでは「〇畳用」と書いてあるので心配はありませんが、不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで、今回は型番に記載されている英数字について書いていきたいと思います。
型番・型式・形名・品番等、メーカーによって呼び方は様々ですが、こちらは同じようなものなので気にしなくて問題ありません。
これはメーカー等による変化はなく、規格によって定められており、畳数の目安になっています。
仕様などに記載されている「能力」の数値に合わせ、22・25・28…というように数字が変わります。
能力はエアコンのパワーを表していて、単位時間あたりに、エアコンが室内から除去する熱量(冷房時)、あるいは室内に加える熱量(暖房時)を示します。
型番の数字 : 能 力 ・ 畳数(平米数)の目安
こちらはメーカーによって表記が様々です。
シリーズ名や販売年度が書いてあるのですが、シリーズ名はもちろん、販売年数もメーカーごとに違うため、家電好きの方でなければ見分けが難しいのではないかと思います。
2022・2023年に発売された8畳用のベーシックモデル(室内機)で比較してみましょう。
日立 2022年 : RAS-AJ25M(W)
日立 2023年 : RAS-AJ25N(W)
日立のエアコンは頭に「RAS」がついていて、ハイフン以下が変化します。
こちらはベーシックモデル「AJシリーズ」で、8畳を表す25、続いて年数を表すM=2022年・N=2023年となります。
Panasonic 2022年 : CS-252DFL-W
Panasonic 2023年 : CS-253DFL-W
Panasonicのエアコンは頭に「CS」がついていて、ハイフン以下が変化します。
こちらはベーシックモデルで、8畳を表す25、続いて年数を表す2=2022年・3=2023年、最後にシリーズ名の「DFL」となります。
この表記の場合は数字が3桁になっています。
SHARP 2022年 : AY-P25D-W
SHARP 2023年 : AY-R25D-W
SHARPのエアコンは頭に「AY」がついていて、ハイフン以下が変化します。
こちらはベーシックモデルで、年数を表すP=2022年・R=2023年、続いて8畳を表す25、最後にシリーズ名の「D」となります。
ご紹介したのは一部のみですが、お判りいただけましたか?
各社、シリーズごとに記載が変わるため、より煩雑になります。
店頭で購入される際にはPOPなどに記載されているので確認できるでしょうが、インターネットでの購入の際には、型番の確認を忘れないようにしてください。
特に、最後の(W)や-Wは色を表していて、例では白色のものを表していますが、色によって変わります。白色以外の製品をお探しの際にはお間違いないようにご注意ください。
また、ワット数によって取り付け費用が変わることもありますので、設置費用を見る際にもご注意ください。