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化粧カバー(配管カバー)の要不要

エアコンを購入される際、特に新設の時に「化粧カバー(配管カバー)は付けた方が良いだろうか?」と 悩まれる方は少なくありません。
付けるメリットが多いので業者としてはおすすめしますが、 どうしても必要なものではありませんし、最終的に「お好みで」という回答になってしまいます。

しかし、やはりメリットは多いですし、 そもそも「化粧カバー(配管カバー)って?」という方もいらっしゃると思いますので、 まずご説明と、メリット・デメリットについてご紹介します。


化粧カバー(配管カバー)とは?

「配管カバー(化粧カバー)」とは、室外機と室内機をつなぐ配管をおおうカバーのことです。
室内の熱い空気を外に出す「冷媒管」と、冷却するときに生まれる水を室外に排出する「ドレン管」という 2つの配管を、配管テープでぐるぐる巻いてまとめるか、化粧カバーでおおうかの、2パターンがあります。



メリット

1.見た目をよくする

エアコンの標準取付の場合、配管パイプ部分に関しては、専用のテープを巻き上げて仕上げますが、 室外機の場合、外部の雨風や日照の環境によっては2~3年でぼろぼろになってしまいます。
室外機側のホースは、室内機の高さから室外機の位置までのびるためそこそこの長さがあり、数メートルの配管をテープで巻いたものは見栄えが悪いからと、新築等で見た目に気を付けたい場合は特に、カバーを設置する方が多くいらっしゃいます。

また、見た目をすっきりさせるだけでなく、色にも気を遣うことができます。
テープ巻き上げのテープは基本的に白色のため、壁紙や外壁の色にマッチせず浮いてしまうことがあります。 化粧カバーには「アイボリー」「ホワイト」「ブラック」「グレー」「ブラウン」 の5色があるため、 ご希望の色で施工することができます。


2.劣化の防止

屋外の配管は、常に雨風や紫外線に晒されます。
テープで巻き上げた場合、テープが劣化してドレンホースが露出してしまうことや、 猫の爪とぎに使われてしまうこともあります。
配管が劣化すると、ガス漏れや水漏れが発生してしまうリスクが高まるため、 長期間使用しているものの場合には注意が必要です。
化粧カバーも劣化はしますが、テープよりはもちろん頑丈にできていますので、 長期間にわたって雨風や紫外線、動物のいたずら等を防止することができます。

また、室外機側の配管が劣化すると、エアコンの機能自体が低下する可能性があります。
エアコンは部屋の空気を取り込み、熱交換器で空気を冷やしたり温めたりします。
これらの空気の通り道である配管が劣化してしまうと、外気の影響を受けやすくなって 効率が悪くなるり、電力消費量が上がってしまうことがあるため、節電と節約にも役立ちます。



デメリット

1.費用がかかる

エアコンの標準取付の工事には化粧カバーは含まれていないので、別途料金が発生します。
また、室内・室外で工賃が別になっている業者がほとんどです。
室内だけ、室外だけカバーを取り付けることはもちろん可能ですが、 室外の化粧カバーはエアコンの穴の高さから室外機までの長さが必要なので、 必要な長さのドレンホースと化粧カバー、両方の延長料金が追加で発生します。
2階から地上の室外機まで伸ばす場合は、 化粧カバーの延長料金の他に高所作業の費用などもかかるため、予算に注意が必要です。

※エアコンの取付工事の際は付けず、あとで化粧カバーをすることも可能ではありますが、 一度エアコン本体を外して再度取り付けなければならないため、かえって費用が高くなります。ご注意ください。


2.日焼けのあとがつく

仕様中はあまる気になることはないでしょうが、 エアコンの買い替えなどで取り外し、今度は化粧カバーを設置しなかった、 という場合などには、室内・室外ともに日焼けあとが目につくでしょう。
経年劣化ではありますが、気になる方は気になるのではないでしょうか。



安く抑えたい方には追加費用がかかるのはデメリットでしょう。
ですが、新築をきれいに整えたい方や、エアコンを長く使いたいという方には メリットの方が大きいのでおすすめです。

とはいえ、絶対になければならないものではないので、ご予算に合わせていただくのが一番です。
化粧カバーを付けるとどれくらいかかるかの見積もりも受け付けたおりますので、ぜひご相談ください。