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冬の暖房費節約術

夏より冬の方が電気代はかさむ

夏と冬は季節家電を使用する方が多い時期です。特にエアコンの活躍する季節といえます。
総務省統計局の2023年の家計調査によると、冬季(1~3月)と夏季(7~9月)の電気代の平均額を比較すると、冬の電気代は夏の約1.5~2倍になったそうです。

たとえば、総世帯での冬季(1~3月)の電気代の平均額は43,939円、夏季(7~9月)は25,170円となっています。
単身世帯でも、冬季(1~3月)は28,019円、夏季(7~9月)は17,527円です。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat) 家計調査 家計収支編(単身世帯・総世帯) / 2024年1月30日利用

特に電気代が上がった昨今では、節電のために暑さ・寒さを我慢するか、節電より快適さを取るか、悩まれる方も多くいらっしゃいます。
特に、上記でもわかるように冬場の電気代は悩みの種。
そこで、暖房使用時の節電方法をご紹介します。





設定は20~22℃が理想

暖房時は1℃低めに設定するだけで、約5~10%の節電効果が得られます。
冬場の設定温度は22~25℃に設定する方が多いようですが、無理のない範囲で下げるとよいでしょう。


風向きは「下向き」

冷気は部屋の下部に、暖かい空気は部屋の上部に溜まるので、 風向きを下向きに設定することで、部屋の下部にある冷たい空気を効率よく暖めるだけでなく、 温められた空気が自然と部屋の上部へと向かうため、効率的に空気の循環ができます。


30分以上のお出かけ時はオフ、ずっと部屋にいるならつけっぱなしがお得

エアコンは「つけっぱなしの方が安くなる」という話を聞いたことがあるでしょうか?
冷房・暖房にかかわらず、起動してから設定温度にするために多くのパワーが必要となります。
そのため、「つけっぱなし」運転がお得です、ということなのですが、これはケースバイケースのようです。
Panasonicの出したデータによると、外気温が3℃以上であれば、エアコンの運転を停止した後も 室温の下がり方が緩やかになるため、「こまめに消す」運転の方が電気代の節約につながるとのこと。
「つけっぱなしの方が安くなる」という言葉を聞いて”24時間”つけっぱなしにされる方がいらっしゃるようですが、 通勤・通学で長時間外出される方は消した方が節約になります。
しかし、リモートワークやお休みの日など、ずっと家にいる場合はつけっぱなしにして オン・オフ時にかかる余分な電力消費を抑えた方がお得です。
また、30分以内の外出くらいではつけっぱなしにした方が良いとのこと。
出典:Panasonic『電気代アップに備えて知りたい!冬の「エアコン」節電ポイント』外気温によって「つけっぱなし運転」と「こまめに消す運転」を使い分ける
出典:Panasonic『エアコン1時間ごとの電気代はいくら? 冬の暖房の省エネな使い方も解説』つけっぱなし vs こまめに消す 暖房の電気代を節約できるのはどっち?


サーキュレーターを利用する

冷気は部屋の下部に、暖かい空気は部屋の上部に溜まるので、空気を循環させて室内の温度のムラをなくしましょう。
冷え溜まりがなくなって室内が均一に暖かくなれば、エアコンの設定温度を下げることにもつながります。


加湿器で湿度を上げる

湿度が低いと、肌からの水分蒸発が増えるため、そのぶん熱が奪われます。
寒いと感じたら、温度を上げるのではなく加湿して湿度を上げましょう。


厚手のカーテン、断熱フィルムで窓からの冷気をガード

窓をガードすることで、暖房の効率を高めることができます。
厚手・断熱効果のあるカーテンや断熱フィルムで、窓から入る冷気、出ていく暖気をカットして暖かく保ちましょう。


電気カーペットやこたつを併用する

エアコンでは足元を暖めきれなくて底冷えする場合には、消費電力が控えめな暖房器具がおすすめです。
電気カーペットやこたつを併用することで、エアコンの温度を低くしても暖を取ることができます。
特にこたつは温まってしまえばなかなか熱が逃げないので、エアコンの温風が苦手な方にもおすすめです。


フィルターを掃除する、室外機の周りに物を置かない

夏場にもよく聞く言葉ですが、フィルターの汚れや目詰まりによってエアコンの効きが悪くなります。
また、室外機は周辺の大気を吸い込んで熱交換を行うため、周りに物を置くと障害となり、 熱交換率が下がって、こちらも効率が悪くなってしまいます。
フィルターの掃除と、室外機の周りをに物を置かないことで余分な消費電力を削減しましょう。